父子家庭で社長の日記

父親として、2代目社長としてして、人間万事塞翁が馬だと思うことを書き綴ります。

休日を増やすと、残業代が上昇します。

こんにちは。

 

社長で父子家庭の父親の「2代目CEO」です。

 

この4月から、残業が60時間を超える場合の割増賃金

 

上がることは、ご存知かと思います。

 

今まで大手企業だけであったのが、中小企業まで適用になった形ですね。

 

うちの会社の場合のことをちょっと・・・

 

まず、いままで年間休日は108日でしたが、これを120日にしました。

 

実は、休日を増やすと残業単価が上がります。

 

残業単価を消さんする時に

 

「分母」になる月所定時間が小さくなるからです。

 

例えばですが、

 

月の所定労働時間の計算ですが

 

いままで:365−108=257日÷12ヶ月=21.146日×8時間=169.168時間

これから:365−120=245日÷12ヶ月=20.416日×8時間=163.328時間

 

となります。

 

若手社員の例ですが

 

いままで:300,000円÷169.168×1.25=2,216.7円

これから:300,000円÷163.328×1.25=2,295.9円

 

次の計算

 

いままで:2,216.7円×60時間=133,002円

これから:2,295.9円×60時間=137,754円

つまり4,752円増えます。

 

若手が15人いるので

月71,280円ですね。

 

実際うちは休日はもう少し多いです。

 

単純に休日を15日増やすというだけで

 

いままでと同じ働き方をしていただいた場合

 

残業代単価が上がる事がお分かりいただけたでしょうか?

 

うまく伝わらなかったら、ごめんなさい。

 

会社全体で言えば、休日を増やしただけで

 

年間1,000万円くらい軽く増えます。

 

仕事の効率化や、残業を減らすなど働きかけや

 

会社としての取り組みをしていかないと

 

賃金、基本給の上昇等ありますので

 

経営って本当に難しいです。